高岡市では、平成26年3月、「高岡駅前東地区整備基本構想」を取りまとめました。
この構想では、高岡駅前東地区（約５ha）の現況を、商業・業務施設、住宅等が混在し、築50年を超える老朽ビル、駐車場、空き地などの低未利用地が多く存在しているとして、市民、居住者、来街者など様々な方が、世代を超えて『出会い・学び・活動できる場、安心で快適に生活できる場の創出』を図り、高岡の顔として魅力を発信する、歩いて楽しい賑わいのあるまちを目指すとしています。
高岡市内の看護専門学校３校の統合校を高岡駅周辺で設置することなどが、検討・報告され、地権者などによる勉強会や施設計画、スケジュールなどの事業スキームの検討が行われました。
既存商業ビルを含めた計画事業区域が、高岡駅直近の一角部分で、広域的に通学する学生の利便性がよく、商業・業務・サービス施設の立地にも優れていることから、看護学校、商業・業務施設の複合ビルの建設することになりました。また、道路による区画もほぼ確定しており、高岡駅前東地区の全体構想にも支障がなく、先行的に整備することができることも考慮されました。
